JTB総研(2021.12.15)によると、これまでの物見雄山的な旅から自分の日常とは異なる生活文化を楽しむ旅のスタイルに変わりつつあるとされています。その中でZ世代は「教えてほしい」から「一緒にやりたい」という志向が高くなっているとしています。
今回は同志社大学の学生に、まちなか民泊で2泊の宿泊体験をして頂きました。旅というより生活圏内での宿泊は、どのようなものだったのかの話しとZ世代の意識調査の発表をして頂きます。また、一橋大学の学生団体が交流型のまちなか民泊を運営する「福寿荘KOKOTAMAYA」から代表を招いて民泊の運営の仕組みや体験談、そして学生時代から民泊を運営していた民泊運営者OBの方からの話しなど、Z世代が語る「宿」の話が中心となります。
「宿」を介した人との繋がりとはどのようなものであるのでしょうか。そして、「宿」は単に宿泊するだけの施設なのでしょうか。Z世代が体験した民泊や、民泊事業者としての運営を通して得た「何か」と、そこから見える「宿」の役割を探りたいと思います。学生のみなさんの発表後、Airbnb Japan 代表取締役の田邉氏と同志社大学教授の大和田氏をお招きし、ディスカッションの場を設けます。またいつものようにインタラクティブな場としてブレイクアウトルームを設けますので、ぜひご参加ください。